バスケ観戦で良い写真が撮りたい!|リスクが少ないのはレンタルカメラ

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バスケを何度か見ていると、写真に残したくなった

わかります。選手は一生懸命。勝ったら嬉しそう、負けたら悔しそう。

推しの選手の表情を捉えて、いつまでも残したくなる気持ちですよね。僕の場合、チアのお姉さんもマスコットも残したくなります。

ここで、大きな問題がバスケは被写体がよく動くのです。スマホで十分なときもあるけど、静止画で推しの表情を捉えたいと思ったときに、被写体ブレが起きたり、望遠性能の限界を感じます

現実的な解決策は、プロっぽい方がお持ちの、あの「レンズ交換式のデジタルカメラ」。あなたが観戦のときに選ぶ席や、撮りたいモノ、状況によって適したレンズに替えることができます。

スマホと比べて専門性が上がる分、カメラの価格が高くなります。いきなり買うのはハードルが高い。カメラとレンズを合計すると、一般的なバスケの年間シートよりも高くなることもあります。

そこで、おすすめしたいのがレンタルカメラ。カメラを買う前に、借りて撮ってみるのです。カメラ店の店頭で持ってみるより、体験することで多くの情報を得ることが出来ます。

シロクマさん

カメラ店や家電店って明るいけど、バスケの試合はコート以外はあまり明るくないしね

レンズ交換式デジタルカメラを購入後も、レンズだけレンタルもできます。明日は1列目で見るから、思いっきり明るいレンズで撮りたい。レンズを交換することで、あなたの観戦の満足度が更に上がる選択肢になることもあります。

パンダさん

でも、使ったこと無いよ

僕も初めはそうでした。仕事でレンタルカメラを使い始めたのが20年前です。この投稿では、僕が使ってみた経験を踏まえて、レンタルカメラについてお伝えしていきますね。

目次

レンタルカメラのシステム

基本は配送

レンタルカメラ店の基本は以下

  • たいていは配送
  • 店舗によっては、店頭対応や店内のQR認証ロッカーを使う場合もあり

基本は配送です(高額商品なので、置き配は不可の場合が多いです)。昔にあった「レンタルビデオ/CD店」みたいな、お店に行くことは考えないで良いです。近くにお店がある方は、店頭で対応してくれる場合もあります。

使いたい日の前日にレンタル品が到着し、使用した翌日には店舗へ送付してもらうことを前提とした料金体系を採っています。最短の単位が2泊3日になっている場合があるのは、そのためです。返却する日は、午前中に配送業者に送付する荷物を持ち込んでいることが基準になります(Rentioは返却日中に集荷とゆるくなっています)。

実際は、ほとんどの店が配送便の遅延を見込んで、到着日の2日前に出荷しています。

あなたが店舗で借りたり、返却するときはその分、レンタル品の発送日が遅くなった、もしくは到着が早くなったという扱いになります。多少の料金の変動や、1泊2日プランを作ってくれる場合もあります。

本人確認が厳格、クレカ利用が前提

高額商品のレンタルであるため、本人確認が厳格です。レンタルをオンラインで申し込み、決済をすることが多いので、クレジットカードを使うことが多いです。レンタルではデビットカード、プリペイドカードは使えません。

なお、法人で申し込むときは例外的に請求書払い(事前振込)に対応する店もあります。

長期レンタル、サブスクを前提とした店もあります

長期で借りる方向けに、1か月単位の長期レンタルプラン、もしくはサブスクプランを準備している店もあります。中には、長期レンタルの専門店もあります。毎日使うかどうかを考えて、必要であれば利用すると良いでしょう。

どのレンタルカメラ店がおすすめ?

以下の、2つの期間で分かれます。

  • 短期(1-2試合)を撮ったら返却するとき
  • 1か月単位で借りるとき(サブスク含む)

短期(1-2試合)を撮ったら返却するとき

店名 配送可否 返送時運賃 店舗対応
マップレンタル ○(5,000円以上は配送無料) 無料 ○(新宿駅)
ゲオあれこれレンタル ○(配送無料) 無料 ✕(望遠鏡の水道橋貸出のみ)
ワンダーワンズ ○(配送無料) 無料 ○(水道橋駅)
GOOPASS ○(往復配送料1,650円) 往復配送料に込み ○(東京オフィス・西新宿)
Rentio ○(配送無料) 無料 ✕ (望遠鏡の水道橋、横浜、新横浜無人ロッカーのみ)
店名 フルサイズ機 APS-C機 自宅・勤務先以外の宿泊先配送
マップレンタル
ゲオあれこれレンタル
ワンダーワンズ
GOOPASS △(1度でも自宅か勤務先配送の実績があれば可)
Rentio
店名 サンプル料金(機種) (泊数) (価格)
マップレンタル EOS R10+RF24-240mm 3泊4日 15,482円 (補償料込)
ゲオあれこれレンタル EOS R10+RF-S18-45mm 4泊5日 8,490円
ワンダーワンズ EOS R10+RF24-240mm 3泊4日 16,500円
GOOPASS EOS R10+RF24-240mm 2泊3日 13,632円(配送料込)
Rentio EOS R10+RF24-240mm 3泊4日 14,251円

※価格は執筆時のHP掲載価格(2025/12/23)、マップレンタルのみ別途補償料のユーザー負担を別途課金しています

ちなみに、新品をヨドバシカメラで購入の場合の価格は以下。買うより借りるが一回限りであれば割安なのがわかります。

新品の価格
  • カメラ EOS R10+RF24-240mm 280,500円(+10%ヨドバシポイント)
  • レンズ EOS R10+RF-S18-45mm 148,500円(+10%ヨドバシポイント)

※価格は執筆時のヨドバシ・ドットコム価格(2025/12/23)

シロクマさん

借りたい日で在庫があるかのほうが先かも!

パンダさん

価格が安くても、使いたいカメラやレンズが無いと、意味が無いしね!

1か月単位で借りるとき(サブスク含む)

店名 配送可否 返送時運賃 店舗対応
CAMERA RENT ○(配送無料) ✕元払(お客が支払う)
GOOPASS ○(往復配送料1,650円) 往復配送料に込み ○(東京オフィス・西新宿)
Rentio ○(配送無料) 無料 ✕ (望遠鏡の水道橋、横浜、新横浜無人ロッカーのみ)
店名 フルサイズ機 APS-C機 自宅・勤務先以外の宿泊先配送
CAMERA RENT
GOOPASS △(1度でも自宅か勤務先配送の実績があれば可)
Rentio
店名 サンプル料金(機種) (1ヶ月の料金)
CAMERA RENT EOS R10+RF24-240mm 17,600円+ 別途補償料
(申込時に有無を選択 385円/1カ月)
GOOPASS EOS R10+RF24-240mm 25,610円(配送料込)
Rentio EOS R10+RF24-240mm 27,500円

※価格は執筆時のHP掲載価格(2025/12/23)

1か月単位で借りる場合は、継続利用が前提となっている場合が多いです。したがって、特にサブスクを謳っているお店は、期間内で解約する場合に解約料が発生する可能性があります。よく調べてから選んでください。

お店選びのポイント

レンタルカメラ店選びは、以下の点で比較検討すると良いです。

  • 在庫があるか?
  • 価格に納得がいくか?
  • 各種口コミは参考程度に

店頭での貸し出し・返却対応窓口がある場合は、以下の点も気にしましょう。

  • お店が目的地に通る途中など、時間のロスにならないか?
  • お店を使うことで価格が変わるか、借りるときや返すときに立ち寄りたいか?
  • 待ち時間が長くなり、予定が狂うことがあるので注意(連休中は混雑、僕は最大で2.5時間待ったことがあります)
シロクマさん

マップレンタルは、貸し出しと返却用のロッカーを、お店に備えてくれているね

Bリーグのプレミアは土日の連戦が少ないので注意

2026-2027シーズンから、Bリーグプレミア2試合続けて同じ会場で試合をすることがほとんど無いと考えて良いです。したがって、レンタルカメラは2泊3日で使うのがメインになることが予想されます。

シロクマさん

土曜は横浜BUNTAIでホーム、日曜は移動距離の少ない会場、LaLa arena TOKYO-BAYでアウェイってことはあるだろうね!

パンダさん

土曜も日曜も同じレンズを使いたいならレンタルは3泊4日になるけど、会場の広さもチケットが取れる座席も違うので、同じレンズを使わないかも?

連休やお盆、正月は品薄傾向

大型連休やお盆、正月をまたぐ時期は、人気機種ほど在庫が少なくなります。予定がわかったら、すぐに予約するようにしましょう。

シロクマさん

遅くても1か月前には予約が入れられるよ!

パンダさん

多忙期ほど、配送のほうが良さそうだね

シロクマさん

うん、配送で日数の余裕を持ったほうが良いだろうね

カメラ・レンズ選びの基準は?

カメラやレンズ選びは、組み合わせの相性の良さもあるので、どれがベストと言い切れません。バスケ観戦で使う場合は、以下のポイントを気にしたほうが良いです。

  • 撮影時のサイズ、レンズが伸びたときの寸法(全長の規制があるホームアリーナもあります)
  • レンズ交換式のデジタルカメラの中では、ミラーレス機のほうが、一眼レフ機に比べて最近の発売。サイズも小さく、重さも軽い傾向がある
  • カメラとレンズの対応マウントを揃える
  • たいていはカメラに記録メディアが付いてこないので、自分で準備する必要がある

また、バスケ撮影のレンズ選びは以下のポイントも参考になるでしょう。

  • 動く被写体に弱いので、型番にマクロと書いているレンズは避ける
  • F値が低いレンズほど光を集めて明るい写真が撮れますが、レンタルでも高価なのであなたの予算次第で選択する
  • レンタルだからこそ、思い切ってズームしない単焦点レンズ(85ミリ、135ミリなど)を借りるのも手段の一つ
  • APS-Cのカメラにマウント対応可能なフルサイズ用のレンズを付けると、更に画角が1.5−1.6倍になるのを利用するのも一つの手段

※Bリーグ及び天皇杯バスケは1脚、3脚を用いた撮影、及びストロボ撮影は禁止です

パンダさん

スマホでいう、×2とか×4とかはズームレンズ、×1しか撮れないのが単焦点ってこと?

シロクマさん

ちょっと違うかも。×4固定もあれば、×2固定、×6固定ってレンズもあるイメージだよ

レンタルカメラの一番良い点は買うよりリスクが少ないこと

レンズ交換式カメラやレンズは、買ってしまうと例え売却時のリセールバリューが高くても、購入時との価格差分の買い物になることは仕方ありません。
その点、レンタルカメラは、買うよりも安い価格のリスクで試せることにあります。

借り物なので、丁重に扱いましょうね。

シロクマさん

小さなお子さんの前で手入れとかすると、壊してくれって言ってるようなものだよ、気をつけてね!

レンズ交換式のデジタルカメラは魔法の箱ではない

レンズ交換式のデジタルカメラは、決して魔法の箱ではありません。
あなたの撮りたい写真がはっきりして写真を撮る能力が磨かれると、更に良い写真が撮れるようになります。
スマホは共有を目的として、誰でもそれなりの写真が撮れますが、レンズ交換式のデジタルカメラはあなたの努力も必要。このことは忘れないでください。

シロクマさん

カメラが沼と呼ばれるのは、ここだよね

まとめ

  • レンタルカメラはカメラやレンズを買う前に、借りて撮ってみることができる
  • カメラを買ったあとも、レンズ交換式のカメラはレンズだけをレンタルもできる
  • 期間は短期対応のお店もあれば、長期(1か月単位)のお店もある

いきなり、レンズ交換式のデジタルカメラを買うのは、少しハードルが高いかも。
失敗をなるべく避けるために、レンタルカメラを選んでみると、きっとあなたのバスケカメラ熱は成長線に乗るでしょう。

では、良いバスケ観戦ライフを!

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