はじめてバスケを観戦するとき、席選びでいちばん悩むのが、どの席が良いのか、です。
一緒に行く友達が居たとしても、「あなたにとってのいちばん」が同じと限りません。
初めての観戦でいちばん無難なのはどの席から観たら良いのか、見ていきましょう。
どうも、しおぽんです。
・バスケを初めて見るんだけど、どこの席が良いのか分からない。
・いきなり前の方で見るのも良いんだけど、決まりとかありそうで怖い。
・初めての観戦はどこで見るのがおすすめ?
おい、初めて観る時、どこがいいんだ?
この辺が良いと思うんだけど?
初回はベンチ向かい側がおすすめ。前後は予算に合わせて。
なぜかって? いちばん楽しめる場所だから。
決まりは特にないので、周りの人や選手に迷惑をかけないようにして楽しんでください。
ベンチの後ろは初めてだとちょっと損した気持ちになるよ。この順番かな! あとは価格次第!
きっと出てくる疑問
ベンチ向かい側ってどこ?
なんでこっちが良いの?
ベンチの後ろ側はちょっと損した席なの?
これから、詳しく伝えます!
【まずは基礎から】ベンチ向かい側ってどこ?
ベンチはこの位置にあります。
ベンチは、この位置にあります。
控え選手やコーチが座っているところです。
この向かい側がベンチ向かい側になります。
コートのゴール側の端をエンドといいます。
チームによっては座席のカテゴリー、スタンドAとかアリーナAとか書いているけど、ベンチ向かいやエンドと言ったら、どの会場のスタッフでも通じるよ!
プロスポーツは正面を設定します|バスケはベンチ向かい側が正面です
プロスポーツは興業です。
たいてい、興業は正面を決めて、正面に座るお客さんをメインに捉えて演出をします。
バスケットの試合は、コートの周りを客席が囲みます。
しかし、挨拶のたびに四方すべてを向いてくるくる回るのも大変なので、正面を設定しています。
バスケットでは、ベンチ向かい側を正面に設定しています。
チアやマスコットのパフォーマンス、選手の試合後の挨拶がある時も、ベンチ向かい側のお客さんを正面に捉えて催します。
ベンチの後ろ側って、選手もチアもマスコットも、あんまり向いてくれないんだな
向いてくれるけど、ベンチ向かい側に比べて少ないよ
座席の位置別に、見えない範囲をチェック
ゴールがあって、その周辺が見えにくいのがバスケットボールの宿命。
そこで、同じ会場で、席位置によって見えない範囲がどの程度かチェックしていきます。
とどろきアリーナの写真を交えて見ていきます。
ベンチ向かい側
ベンチ向かい側は、この方面のエリアです。
初めて観るのに、いちばんおすすめのエリアです。
後ろや2階以上の座席になるほど選手は遠くなりますが、全体が見渡せます。
↓実際の写真です。中央なら、ほとんど見えない部分がありません。
距離はあるけど見やすいな!
エンド側
エンド側は、このエリアです。
コートの端がエンド側です。
ここからの景色は、
コート手前側の右→が見えません。
向こう側のゴールが遠いですね。
ベンチ裏側
ベンチの後ろ側が、ベンチ裏です。
ベンチ後ろ側ともいいます。
このエリアです。
ここからの景色は、
ベンチ向かいと見えない部分はほとんど変わりません。
しかし、チアや選手の背中ばかりを見ることになります。
こういう景色も見たいのよって、見慣れた方向けの席でしょうか。
ベンチ向かい(正面)側じゃ無いからか、この日は演出用のケーブルが上から吊されていたね
よくテレビや配信中継で映されるのも、このエリアのお客さんであることが多いです。
これは、実際に試合後の挨拶をしている写真です。選手もコーチも背中が見えます。
すべての会場で上のような全方向の座席から見えるビジョンがあれば良いですが、無い会場のほうが多いです。
応援しているチームがゲストとして遠征するとき、ゲストチームを応援したい人は、そのチームのベンチ裏や、エンド側のベンチに近い席を取ることが多いです。
選手を応援したいから、なるべくベンチの近くを選びたいと考える人が多いようです。
相手のホームゲームに遠征して、応援するときに選ぶ席は?
応援しているチームがゲストとして遠征するとき、ゲストチームを応援したい人は、そのチームのベンチ裏や、エンド側のベンチに近い席を取ることが多いです。
選手を応援したいから、なるべくベンチの近くを選びたいと考える人が多いようです。
ゲストチームがこちら側なら、ゲストチームを応援するお客が選ぶ傾向が強いエリアは下の図の通りです。
ゲストチームのチアやマスコットが出ないことがほとんど。だから、ベンチ向かい側を選ぶ人は多くないかも。
いろんなチームの演出も観たいってひとなら、ベンチ向かい側を選ぶかもな
席運次第だけど、相手のチームの応援をする人ばかりの中に入ったとしても、平気な人なら大丈夫かも。度胸が要るね!
きっと、初めてバスケを観るなら、ホームチームの応援のお客がほとんど。
ホームチームを応援するなら、ベンチ向かい側が良い理由が分かると思います。
席の前後はどっちが良いの?
席の前後は、全体が見渡せる範囲で、ある程度前の席を選ぶのが良いです。
前の方であるほど、チケット価格が上がるので、お財布と相談です。
前過ぎる座席は、初めての観戦で避けよう
初観戦で、避けてほしいのは、余りに前過ぎる座席。
ボールや選手が飛んできます。
試合中、テンションが上がりすぎて、終わってから何も覚えてません。
初めはもう少し後ろの席で見てから、選手に近い座席はどんなことが起こるのか、観戦の経験を積んでください。
その後に、どうしても最前列で見たい、いうのであれば選んでも大丈夫です。
前の方の座席は、ボールや選手が飛んでくることもあるので、お子様を膝上や1人で座らせるのも危険です!
試合後の選手とのハイタッチも、最前列に限るってチームもあります。
メリットもあるけど、気をつけなきゃいけない部分もある座席です。
安いからと言って見切れ席を選ばない
チームによっては見切れ席を設定していることがあり、少し価格が安く設定されています。
文字通りに見えない部分ができる可能性が高い席です。
初観戦では、全体が見えることを優先した方が良いので、見切れ席を選ばない方が良いです。
千葉ジェッツのホーム、船橋アリーナでは見切れ席の設定があります。
ブレックスアリーナ宇都宮では、こんな注意をだして、見切れる可能性があるエリア、座席を示しています。
ただ、見切れる可能性があるからといって、チケット価格を変えていないようです。
初めて観に行って、見えない部分があると、少し安いからって見切れ席を選んだ後悔が残るんだよね。
バスケを見慣れた人なら、見えない部分で起きたことをすっぱり切れるんだろうけど、初めてだと全部見えた方が良いよね!
音響、照明のセッティングから見て
一般的な舞台設営の認識として、最前列や最後列に最適化の標準を当ててセッティングすることはありません。
正面(バスケではベンチ向かい側)の、前後は中央より少し前、左右は中央あたりの席から見やすいように音響や照明を設定します。
他の方向や、最前列や最後列の座席は、後から違和感が無いかを確認する程度です。
スピーカー位置によっては、最前列が爆音だったり、写真が撮りにくかったりするのはこの影響です。
全方向に100%の環境じゃなくて、ほとんどの場所で80%ぐらいの感覚かな? コートの周りが観客席だから、仕方ないところもあるね。
前の座席だと選手を近くで感じられるけど、音楽が大きすぎたり、ほとんど聞こえなかったりと色々だろうね。
デメリットもあることを分かっておかなきゃ。
チケットを取るときは、すっかり忘れて前の席を取ってそうだけど。
そして、座席を選ぶときに気をつけないといけないのが、ホームチームのベンチがどの位置かということです。
試合・会場によって応援したいチームのベンチの位置が違うことがあるのです。
この投稿で書いているので、詳しく見てください。
まとめ
初観戦は全体の流れが見やすい席を選ぶのがおすすめ。
ベンチ向かい側の座席を選ぶと、見られない場所が少ない。
選手に近すぎる座席は観戦の経験が必要。前過ぎない座席で、財布と相談して座席を選ぶと良い。
見切れ席の設定があるときは、避ける。これも観戦に慣れた人向け。
いかがでしたでしょうか。
初観戦をしようというあなたの気持ち、とても嬉しいです。
きっと、また次も見たくなりますよ。
では、良いバスケ観戦ライフを!